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車椅子の選び方:あなたに合ったモデルを見つけるには

けがや、ご家族のご事情などにより、突然車椅子のレンタルや購入が必要になることがあります。ご経験のある方はよくご存じのとおり、こうした必要が急に生じると、どうすればよいか戸惑われることも多いことと思います。
この簡単なガイドでは、車椅子の正しい選び方について、ご利用になる方の生活の質に影響するいくつかのポイントをわかりやすくご説明いたします。また、記事の最後には、お住まいの地区のASL(地域保健機関)から車椅子を受け取る方法についてもご案内しますので、費用と手間を省くことにお役立てください。

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ご利用状況をご確認ください

市場にはさまざまな車椅子のモデルが揃っており、共通する特徴も多いのですが、数ある選択肢の中から選ぶのは簡単ではありません。車椅子を正しく選ぶためには、まずご自身の状況をよく把握することが大切です。たとえば、骨折などによる一時的なご利用であれば、費用が比較的抑えられるため、医療用品・整形外科用品を取り扱うお店でのレンタルをご検討いただけます。一方、長期にわたるご利用が見込まれる場合は、購入されるか、地区のASLへ申請されることをお勧めいたします。

ご利用形態に合ったタイプをお選びください

車椅子には、主に自走式介助式(トランジット型)の2種類があります。自走式車椅子は、後輪に取り付けられたハンドリム(手すり)を使ってご自身で移動できる方に最適です。自立した移動の自由が得られるため、介護スタッフやご家族・お友達のサポートがなくても行動できます。もちろん、後部のハンドルを使って介助者にお手伝いいただくことも可能です。
一方、介助式(トランジット型)車椅子は、車輪が小さくハンドリムが付いていないため、移動には必ず介助者の方が必要になります。その分、自走式より幅が8〜10cm程度コンパクトになっており、スペースの限られた場所でも扱いやすいのが特長です。介助式は、重度の運動障がいをお持ちの方や、常に介助が必要な高齢の方に適しています。

車椅子のサイズについて

車椅子をご用意される際に重要なポイントの一つが、座面のサイズ選びです。車椅子の座面は製品によって幅が異なります。座面が小さすぎると非常に不快になったり、使用が困難になったりする場合があります。反対に大きすぎても安定感が損なわれます。では、どのようにサイズを選べばよいのでしょうか?
成人向けモデルの座面幅は38cmから50cm程度で、肥満体型の方向けモデルはそれ以上になります。適切なサイズを見つけるには、座った状態での腰幅を測定していただくか、お店のスタッフに身長と体重をお伝えいただければご案内いたします。レンタル用モデルを含む多くの車椅子は、安全にご使用いただける最大体重が110〜120kgとなっています。それ以上の体重の方には、最大200kgまで対応し座面幅60cmのバリアトリック(肥満対応)モデルをご利用いただけます。

機能とアクセサリーについて知っておきましょう

車椅子にはさまざまなアクセサリーを追加することができ、日常生活においてとても便利な場合があります。
たとえば、骨折のギプス装着中やサポーター着用中で足を伸ばした状態を保つ必要がある場合は、レッグレスト(足台)が必要になります。
また、移乗や移動にお困りの場合は、跳ね上げ式アームレスト(肘掛け)付きのモデルをご選択いただくと、完全に立ち上がらなくても横にスライドして移乗することができ便利です。
ご自身の車に積み込む必要がある場合や、ご自宅での保管スペースを確保したい場合は、折りたたみ式軽量フレームのモデルをご検討ください。持ち運びや操作が格段に楽になります。折りたたみ方がわからない場合は、お店のスタッフにご実演いただくことをお勧めします。
長期間ご使用になる場合は、褥瘡(じょくそう)防止クッションや保護用具のご使用もご検討ください。長時間座った状態が続くことで生じる皮膚の痛みを予防するためのものです。

車椅子のレンタルをご検討ください

短期間だけ車椅子が必要な場合は、レンタルという選択肢もございます。レンタルにはさまざまなメリットがあります:

  • 購入するよりも費用を大幅に抑えられます
  • レンタル品は品質が保証されているため安心してご利用いただけます
  • ご利用が終わればご返却いただけますので、保管場所に困りません

また、信頼できるお店では、追加アクセサリーに対する追加料金は発生せず、ご自宅まで配送してくれる場合もございます。

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車椅子の購入をご検討ください

長期間にわたりご使用になる場合は、購入が賢い選択となります。車椅子を個人で購入される場合は、医療用品・整形外科用品を取り扱うお店にご相談いただくか、インターネット上の車椅子の販売情報もご参考ください。モデル選びのアドバイスや、購入後のアフターサービスの観点からも、知識のある販売店にお任せされることをお勧めします。なお、障害者手帳の根拠となる104/92法の適用を受けられる方は、医療・整形外科用具を消費税4%の軽減税率でご購入いただけることをご存じでしょうか。ぜひ販売店にご相談ください。軽減税率でのご購入手続きはとても簡単です。購入時に、104/92法に基づいてお住まいのASLが発行した証明書のコピーと、ご本人の身分証明書をご用意いただくだけで、あとは販売店がすべて手続きしてくれます。

ASLから無償で車椅子を取得する方法

ここでは、国民保健サービス(SSN)を通じて無償で車椅子を取得する方法を、わかりやすくご説明します。この制度を利用できるのは、通常、障がい者認定を受けているか、重篤な疾患をお持ちの患者様に限られます。障がいの程度を認定する機関はINPS(国立社会保険機構)となります。
ASLを通じて福祉用車椅子を取得するには、まずかかりつけの一般医(家庭医)または担当の専門医(整形外科医や神経科医など)にご相談ください。医師は公式処方箋(赤い処方箋)に、国家料金表(nomenclatore tariffario nazionale)に記載されたコードを用いて、必要な車椅子のモデルを記入してくれます。ASLを通じた補助具はすべてISOコードと呼ばれるコードで管理されており、補助具本体だけでなくアクセサリーにも対応するコードがあります。
処方箋を受け取ったら、ASL指定の整形外科用品取扱店にお持ちください。この契約(コンベンション)があるからこそ、お客様のご負担なしに、完全無料で補助具をお受け取りいただけます。
販売店は処方箋の内容をもとに見積書を作成します。見積書をASLに提出すると、患者様の実際のニーズを確認した上で見積書が承認され、販売店が正式に車椅子を提供できるようになります。
なお、ASLによって対応が異なり、手続きにかかる日数も地域によって差があります。ローマのように申請件数の多い地域では、15〜30日程度かかる場合もあります。その間、車椅子が必要な場合はレンタルをご利用いただくことも可能です。

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